LDS環境Solutionには、LIMS注文(分析依頼)に基づいて、必要な容器・必要量を自動で算出・管理する「スプリット機能」があります。
試料の一部を別の容器・別の部署(部屋)で扱うために細分化(スプリット)して管理する仕組みです。
■ スプリットが必要とされる背景
分析試料の管理現場では、次のような課題がよく発生します。
・試料を探す時間が長い(保管室に無く、誰かが持ち出している)
・試料が見つからず、着手が遅れる
・担当者同士の「試料の取り合い」
・担当者がそれぞれ試料を探すため、ムダな時間が多い
・「試料を探すスキル」に価値はなく、分析品質にも貢献しない
スプリットの目的は、これらのムダ・ミス・待ち時間を削減し、分析工程の流れを最適化することです。
■ スプリット導入の効果
必要量・必要容器が自動計算され、採取ミスや容器不足を防止
・担当者ごとに必要な試料があらかじめ準備され、作業開始が早い
・試料の所在が明確になり、探す時間がゼロに近づく
・各分析室への振り分けが自動化され、作業負荷が平準化
・試料管理の属人化を防ぎ、再現性のある業務運用が可能
※ただし、スプリット導入は複数部署との連携が必要なため、試験所の規模や分析体制によって効果は異なります。
導入をご検討の場合は、LDSへご相談ください。
■スプリットの種類(3種類)
LDS環境Solutionでは、目的に応じて次の3種類のスプリットが用意されています。
1. 容器スプリット
採取時に使用する容器の種類・本数・必要量を自動で管理します。
(例:同一地点で複数の分析項目が必要な場合の容器振り分け)
2. サブスプリット
土壌溶出試験(46号・19号試験など)で発生する「溶出液」の作製必要量を自動で管理します。
(採取試料から分析用検体を調製するための細分化)
3. 分析スプリット
分析項目ごと(分析室・分析部署ごと)に必要な容器・必要量を自動計算し、どの担当者(部屋)にどれだけの試料が必要かを自動で管理します。
▼容器スプリットのイメージ
LIMS注文登録で設定された分析項目パターンに基づき、採取に必要な容器の種類・本数・必要量を自動で算出・管理 します。
また、自動計算された容器情報に応じて、容器管理用ラベル(QRコード付きラベル)を自動発行 できます。
必要量は、
・固定量の設定
・定量下限値を基準とした自動計算
のいずれにも対応しており、容器数や必要量を標準化して管理できます。
▼サブスプリットのイメージ
LIMS注文登録で設定された分析項目パターンに基づき、分析に必要な検液作成量および必要容器を自動で算出・管理 します。
さらに、自動計算された容器情報に応じて、容器管理用ラベル(QRコード付きラベル)を自動発行 することができます。
本機能により、溶出試験(19号含有量試験、46号溶出試験)などの検液作成工程を効率的に管理 でき、試料の取り違え防止や検液作成漏れ、作業の標準化に役立ちます。
▼分析スプリットのイメージ
LIMS注文登録で設定された試料の分析項目ごとに、各分析項目(各分析部屋)で必要となる容器および必要量を自動で算出・管理 します。
本機能により、分析試料を探す時間を大幅に削減でき、分析着手までのリードタイムを短縮することが可能です。
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