ピクトキャッチャーについて


 ピクトキャッチャーは、分析業務で発生するあらゆる画像データを収集・整理・活用できる仕組みです。

画像の散在・共有漏れ・報告書作成負荷を解消し、分析工程・品質保証・報告作成の効率を大幅に改善します。

 

■ ピクトキャッチャーの目的

分析現場で扱う画像は、

・撮影者が異なる

・保存場所がバラバラ

・報告書に貼り直す手作業が発生

・ファイル名ルールが統一されず検索が困難

という課題を持ちます。

ピクトキャッチャーは、これらの課題を解決し、次の目的を実現します。

 

●サンプリング写真

・採取状況の可視化/共有

・写真帳の作成効率化(自動挿入)

●試料写真

・搬入時の状態確認

・試料容器の識別と履歴管理

・報告書への自動挿入

●分析時の写真

・顕微鏡写真などの管理・共有

・判定根拠の保持

・報告書への自動挿入

●分析データ(クロマト・チャート類)

・承認時の電子確認

・ペーパーレス化推進

・証跡の保存によるトレーサビリティ確保

 

■ ピクトキャッチャーの主な機能と活用例

ピクトキャッチャーは、画像の取得 → 保管 → 選択 → 出力までを一貫管理します。

 

●画像データの自動保管

サンプリング写真、試料写真、分析データ単位で自動管理し、保存先を統一

●試料/容器ごとの画像取り込み

・カメラ撮影 → 自動紐付け

・現場撮影写真 → 試料と連携

 

●手動取り込み(ドラッグ&ドロップ)

ユーザーがアプリ上ににドラッグするだけで登録可能

 

●自動取り込み機能(ファイル名によるマッチング)

ファイル名から

・試料ID

・検体番号

などを自動識別し登録

●業務に合わせた管理項目設定

・写真種類(採取/容器/顕微鏡/クロマト)

・最大枚数

・必須画像の設定

など、分析媒体ごとに管理ルールを柔軟に設定

●画像閲覧画面

試料・容器・項目別に画像閲覧

 → 承認者のチェックも電子化

●報告書への自動出力

Excel帳票の形式に合わせて

・自動配置

・サイズ調整

・タイトル挿入

まで対応

●報告書への出力画像の選択機能

報告書に載せる画像だけを選択

・代表画像のみ

・ NG/OKの比較

など、用途に合わせて制御可能

 

 ▼ピクトキャッチャー作業フロー

以下は、ピクトキャッチャーを使用した作業フローの一例を示す図です。

 

ピクトキャッチャーで取り込んだ画像は、分析プロセスとの紐づきが分かる構造で保管される仕組みになっています。

画像は次の2つの単位で管理されます。

■LIMS注文・試料(容器)単位での管理

採取写真や搬入時の試料写真など、試料そのものに紐づく画像を保管する領域です。

試料ごと・容器ごとにフォルダが生成され、履歴として蓄積されます。

■分析野帳(分析項目)単位での管理

顕微鏡画像やチャート類のように、分析作業そのものに紐づく画像を保管する領域です。

項目ごとに画像が整理され、工程トレーサビリティや報告書出力で活用されます。

 

【関連付けと複数管理について】

1つのLIMS注文番号に対し、複数のピクトキャッチャーを追加することができます。

これにより「試料写真」「サンプリング写真」「分析画像」など用途ごとの保管と活用が可能になります。

 

 ▼ピクトキャッチャーの保管イメージ




標準業務フロー・機能紹介