■販売管理

新規番号発行-カスタム発番機能画面

・注文書(EXCEL)の重複取込防止機能を追加しました。

EXCEL依頼書を取込む際、完全に同一属性のファイルが別案件ですでに取込まれている場合、

警告メッセージを表示する機能を追加しました。

 

機能の仕様】

対象:カスタム発番機能による注文書取込警告条件:同一取引先名およびファイル属

性情報(作成日時・更新日時など)

上記の組み合わせで、既に別案件で取込済みのエクセルであることを検出します。

 

 


受注登録-表示明細画面

見積書備考の定型文機能を強化しました。

見積書備考に登録する定型文機能に、「登録者の明示」「ログイン者でのフィルター」「フィルターのON/OFF切替」「編集・削除の制御」の機能を追加しました。

従来は、ユーザーごとに登録した定型文しか引用できず、他ユーザーと共有することができませんでした。

今回の改修により、定型文を共有しやすくなります。

ただし、多人数での利用では定型文が乱立する可能性があるため、フィルター機能と権限制御を強化しています。

 

【追加機能】

1. 登録者の明示

定型文一覧に「登録者」列を追加し、誰が登録した定型文なのか一目で分かるようになりました。

2. ログイン者名での自動フィルター

ログインしているユーザーが登録した定型文のみが表示されるようフィルターを適用します。

3. フィルターのON/OFF切替機能

「フィルター有効」チェックボックスを追加しました。

※デフォルトはONで自分の登録分のみを表示しますが、OFFにすると全ユーザーの定型文を表示可能です。この設定は端末ごとに記憶されます。

4. 編集・削除の制御

登録者本人は自分の定型文のみ編集・削除が可能です。「マスタ管理権限」を持つユーザーはすべての定型文を編集・削除できます。

 


受注登録-帳票プレビュー画面

・各種帳票プレビュー画面の「ファイル出力」における仕様を変更しました。

帳票プレビュー画面で「印刷」メニューからファイル出力(PDFまたはExcel)を選択した際、エクスプローラーが自動で専用フォルダ(受注フォルダまたは請求フォルダ)を初期表示するように仕様を変更しました。

従来はデフォルトでデスクトップが初期表示されていたため、手動で専用フォルダへ移動する必要があり、操作の手間が発生していました。今回の改善により、帳票種別に応じて自動で専用フォルダが開くため、操作時間の短縮や保存ミスの防止が可能になります。

 

「印刷」メニューの「PDF出力」または、「Excel出力」を選択した後のエクセルが専用のフォルダーが選択されます。

 

・見積書、納品書 :受注フォルダ

・請求書 :請求フォルダ

リネーム設定のマスタにフォーマット名のTagも追加されています。フォーマットの種類に応じてファイル名を変える事も可能となります。


リネーム設定切り替え機能を追加しました。

複数のリネームマスタを設定している場合、手動でリネーム設定を切り替えるためのボタンを追加しました。

 

「PDFリネーム」メニューを開き、「リネームを選択して出力」をクリックしてください。

納品書、請求書も同様の機能が追加されています。

リネーム設定のマスタにフォーマット名のTagも追加されています。フォーマットの種類に応じてファイル名を変える事も可能となります。


「Excelリネーム出力」ボタンを追加しました。

新たに「Excelリネーム出力」ボタンを設置し、エクセルファイルをリネームして保存する機能を追加しました。ファイル名やフォルダ名の設定は、PDFリネーム出力と同一仕様となります。

 

 

納品書および請求書プレビューにも追加されています。 


入金消込画面

複数行まとめて「消込データ追加」機能を追加しました。

従来は、入金消込データを追加する際、1行ずつしか操作ができませんでしたが、本機能により、複数行をまとめて選択し、一括で「消込データ追加」処理が可能となりました。

これまでは、「残高から自動割当消込」機能を使って機械的に消込処理を行うと、支払者が意図した請求に対する入金額と、システム上の対応関係が一致しないケースが発生していました。

特に、請求件数が多い取引先やイレギュラーな振込が多い取引先では、手動で複数の請求データをまとめて調整する必要がありました。

今回の機能追加により、複数行を選択して一括処理ができるため、作業時間の短縮が可能となります。

 

消し込みたい請求データを選択した状態で、「選択行をまとめ消込追加」をクリックしてください。

選択している請求データ(売掛金)の合計が「選択範囲」に表示されます。

 


・請求データ選択範囲に対するウォレット差額の自動表示機能を追加しました。

請求データを選択した際に、「ウォレット残高」から「選択範囲」の金額を差し引いた値を表示できるようになりました。

入金処理の際、振込手数料が差し引かれた入金がある場合、手動で差額を計算する必要がありましたが、本機能により

手動での計算が不要となります。

 

選択している請求データ(売掛金)の合計値(「選択範囲」)と「ウォレット残高」の差額が「残高差額」に表示されます。 


その他(システム修正、仕様変更)

・システム運用途中で 「値引き等の金額計算ルール」 を変更した場合、過去の受注データを編集していないにもかかわら

ず、画面を閉じる際に 「編集中です」 というメッセージが誤って表示される事象を修正しました。

・表示明細の複数行選択時の上下移動の不具合を修正しました。