■案件承認のカスタム計算チェック機能の内容

 

【マスタ名称の変更】

 従来の「計算エラーチェック」マスタは「カスタム計算チェック」へ名称変更しました。

 

【分析項目マスタへのチェックコード追加】

 分析項目マスタに「項目チェックコード」を追加しました。

 → 同一小分類内で、異なる分析項目ID間でチェックコードが重複している場合は、保存時にエラーとします。

 

【小分類別別のチェック機能】

 案件承認でのチェック設定時には、小分類の登録が必須となります。また、実行区分は「警告」のみ選択可能です。

 

【試料チェック画面でのチェックコード選択機能】

 「項目チェックコード」用のタグ選択ボタンを用意しました。

 → 小分類で絞り込まれた分析項目から選択可能です。

 

【タグ選択画面の強化】

 タグ選択画面で、以下の情報が表示されます。

 - タグ名

 - 備考

 - 記載例

 → 計算式の例が引用可能です。

 

【結果承認画面上での警告表示】

 該当するチェックが1件以上ある場合:

 - 案件承認ボタンに警告アイコンを表示します。

 - 画面右側に警告内容を表示します。

 

【ピクトキャッチャーのチェック処理を廃止】

 新たに「ピクトキャッチャー」タグに対応したため、従来のチェック処理は廃止となります。

 

【マスタ管理_共通設定関連画面】

案件承認時のチェック機能を追加し、試料単位、項目単位でのチェックが可能となりました。

 

試料単位であれば、すべての項目が基準値以内であれば案件承認とする、1つでも基準超過があれば、承認処理しないなどが可能となります。

 

 


 

タグを利用した多種多様なチェック方法が可能となります。 

 

「記載例」をクリックすると、見本となる計算式を引用できます。


 

【マスタ管理_分析項目画面】

案件承認時の計算チェック機能をより幅広く利用するために、チェック用のコードマスタを用意しました。

これにより、項目共通コードや同一分析項目区分にとらわれない、チェックが可能となります。

 


 

【分析管理_案件承認画面】

計算チェックマスタのルールに従い、「案件承認一覧」画面の「チェック結果」に判定が表示されます。

また、チェック内容列には、NGとなった件数が表示されます。

 

チェックリストにより、案件承認を一括処理することが可能です。

※ただし、案件野帳および帳票準備チェックはできなくなります。

 

 


 

【分析管理_結果承認画面】

結果承認画面にて、計算チェック結果が表示されます。

また、警告がある場合は、「案件承認」ボタンに警告記号が付きます。