■マスタ管理

商品マスタ

・商品マスタにおいて、原価・仕切価格を一括で編集できる機能を追加しました。

従来は、商品ごとに個別の編集画面を開いて原価や仕切価格を修正する必要があり、更新に多くの手間がかかっていました。本機能により、一覧画面から複数の商品をまとめて編集できるようになります。

 

 

 


シーケンスマスタ

・シーケンチャーのエクスポート機能を拡張しました。

シーケンチャーの出力形式において、文字コードと改行コードを指定できる機能を追加しました。

分析機器ソフトはメーカーやバージョンごとに対応可能なファイル形式が異なり、従来はエクスポート後にユーザー側で文字コードや改行コードの変換を行う必要がありました。今回の拡張により、システムから直接、機器ソフトに最適化された形式でエクスポートできるようになりました。

 

【追加機能】

文字コード:Shift-JIS、UTF-8、

UTF-8(BOM付き)

改行コード:CRLF、CR、LF

※出力形式がテキスト形式/CSV形式の場合に適用されます。

 


デフォルト自社設定マスタ

・請求・出荷ロック機能を強化しました。

請求関連処理の安全性とデータ整合性を高めるために、機能を追加・拡張しました。

販売管理の請求処理では、ラボラボから会計システムへのCSV出力 → 会計システム登録 → 締め確定という流れがあります。従来はCSV出力後~締め確定までの間にデータ修正が行われ、会計側との不整合が発生するリスクがありました。

今回の改修により、会計システムとの連携を意識したデータ保全が可能となり、さらに運用実態に応じて基準日を柔軟に設定できるようになりました。これにより、誤操作を防止しつつ、業務の効率化を図ることができます。

 

1. 請求CSV出力済み取消制御

・デフォルト自社設定にCSV出力済み請求書は請求ステータス「請求済」の解除を付加にする機能を追加しました。

・請求書編集画面に「CSV出力ロック」を表示し、CSV出力後に請求取消できないよう制御しました。

・取消が必要な場合は、「CSV出力済取消」を実行してから解除が可能です。

 

2. 請求・出荷ロック基準日の拡張

・請求済解除:

基準日を「請求確定日」または「請求日」から選択可能にしました。

・出荷済解除:

基準日を「出荷日」または「納品日」から選択可能にしました。

・未出荷削除:

基準日を「出荷登録日」または「納品日」から選択可能にしました。

※各処理時に基準日以下の日付では保存・変更ができないよう制御します。


その他(システム修正、仕様変更)