点検管理



点検管理システム


■ 点検管理の目的

点検管理機能は、分析機器や設備の点検業務を標準化・効率化し、記録の信頼性と品質管理体制の強化を目的とした管理ツールです。

機器ごとに点検簿を作成し、点検内容・点検間隔・承認フローをシステム上で一元管理することで、紙による管理に頼らない、漏れのない点検運用を実現します。紙での管理では月末にまとめて確認するケースが多く、担当者まかせになりがちです。異常値が発生しても気づかないまま機器の使用を続けてしまうリスクがありますが、本機能ではリアルタイムで点検状況を把握・管理できるため、こうしたリスクを防ぐことができます。

また、点検記録はExcel形式でいつでも出力でき、監査対応や顧客への書類提出にも即座に対応できます。

 

■ 点検管理の主な機能

● 点検簿の作成・点検内容の自由設定

機器ごとに点検簿を作成し、点検項目・チェック内容を自由に設定できます。

● 点検間隔の設定

毎日・週次・月次・年次など、機器の用途や管理基準に合わせた点検間隔を設定できます。

● Excel出力

点検簿および所有機器一覧をExcelファイル(xlsx形式)で出力できます。監査や顧客提出用の書類としてすぐに活用できます。

● 承認設定

点検簿ごとに承認の要否や承認権限の付与も柔軟に設定できます。

● お気に入り機器の登録

PC端末ごとにお気に入り機器を登録できます。条件検索をすることなく、担当機器の点検簿をすぐに呼び出せます。

 

■ 点検管理導入による主なメリット

● 点検結果の判断ミス

点検項目ごとに合否基準をあらかじめ設定しておくことで、担当者の判断に依存せず、システムが自動で異常を検知します。見落としや判断のばらつきを防ぎ、適切なタイミングで対処できます。

● 点検漏れ・記録ミスの防止

点検間隔をシステムで管理することで点検漏れを防ぎ、システム上での入力・承認により転記ミスや記載漏れを削減できます。

● 監査・書類対応の効率化

点検記録をいつでもExcel形式で出力できるため、監査対応や顧客への書類提出に必要な資料をすぐに準備できます。ISO/IEC 17025などの品質規格で求められる記録の管理・保存にも対応しやすくなります。

● 現場での操作負担の軽減

お気に入り機器の登録により、担当者は条件検索なしで管理機器の点検簿をすぐに呼び出せます。点検作業にかかる準備時間を短縮し、現場での負担を軽減します。

● 承認フローによる信頼性の確保

点検内容の確認・承認を組織的に管理できるため、担当者ごとの判断のばらつきを防ぎ、記録の信頼性を高めます。

▼点検管理の作業フロー

以下は、点検管理システムを使用した作業フローの一例を示す図です。

▼紙による管理 と「点検管理システム」導入後の比較図

紙による管理では、点検記録は担当者個人に委ねられるため、異常が発生しても月末の確認まで誰にも気づかれないケースが多く発生します。その結果、異常のある機器を使い続けてしまい、分析結果への影響や顧客対応の遅延といった深刻なリスクにつながります。

 

LDS環境Solutionの点検管理機能を活用することで、異常値の発生をその場で検知し、承認者への通知・対処・記録までを当日中に完結できます。月末に慌てる必要がなくなるだけでなく、ISO/IEC 17025で求められる記録の管理・トレーサビリティの確保にも自然と対応できる体制を整えられます。

また、任意の期間を指定して点検結果をExcel形式で出力できるため、月次の点検管理表や監査用資料を数クリックで作成できます。これまで手作業でまとめていた集計・報告作業を大幅に削減できます。




標準業務フロー・機能紹介