【概要】
LDS環境Solutionでは、分析試料および各容器をQRコードで管理します。採取地点が同じであっても、分析項目や固定方法によって容器が異なる場合でも、それぞれに一意のIDが自動で発行されるため、試料の取り間違いや転記ミスを防ぐことができます。
自社採取など、事前にLIMS注文登録(分析依頼登録)を済ませてラベルを発行しておけば、分析試料が試験所に搬入され次第、QRコードを読み込むだけで必要な容器の確認が完了し、即座に分析に着手できます。これにより、従来の目視確認作業を省くことができます。
また、コンテナ管理機能と連携することで、試料がどのコンテナ(どの場所・どの箱)に保管されているかをすぐに確認できます。
ラベルに表示する情報や様式は自由に設計でき、採取量や固定方法などの採取内容もラベル上に表示できるため、分析担当者が必要な情報をひと目で把握できます。
なお、導入初期からQRコード管理をすべて運用する必要はありません。まずはQRコードなしの状態で運用を始め、業務に慣れてきた段階でQRコード管理を取り入れるなど、段階的な導入にも柔軟に対応しています。自社のペースで無理なく移行できる点も、本機能の特長のひとつです。
ラベル発行
分析試料および各容器を管理するラベルの発行は、以下の手順で行います。
【操作方法】
1. ラベル発行画面を開く
分析試料および容器を管理するラベルを発行するLIMS注文番号を検索し、「LIMS注文登録」画面を開きます。
「注文」タブ画面下部の[ラベル出力]ボタンをクリックすると、「ラベル出力」画面(ラベル発行画面)が開きます。
2. ラベルの種類と発行条件を設定する
ラベルは「試料ラベル」と「容器ラベル」の2種類があります。分析内容に応じて、以下を参考に選択してください。
| ラベルの種類 | 説明 | 主な用途 |
| 試料ラベル | 1試料につき1枚発行 | アスベスト・PCB廃棄物など、1試料=1採取容器の場合 |
| 容器ラベル | 1試料に対して複数枚発行 | 水質検査・ばい煙・室内環境測定など、1試料=複数採取容器の場合 |
〔補足〕 土壌調査など、複数地点の試料を混合して1分析試料とする場合
試料ラベルを分析試料の代表ラベルとして、容器ラベルを各採取地点の個別ラベルとして発行できます。
個別地点の分析時にも活用できます。
発行方法は以下の組み合わせで選択できます。
・発行対象:試料ごと/全試料
・発行種別:試料ラベルのみ/容器ラベルのみ/両方
3. ラベルを印刷する
以下の条件を指定して印刷します。
・印刷対象:指定した試料のみ/全試料
・印刷枚数:試料ラベル・容器ラベルそれぞれに枚数を指定可能
・ラベルプリンター:使用するプリンターを指定(一度設定すると次回以降も自動で適用)
・ラベル様式:使用する様式を指定(マスタでデフォルト設定も可能)
条件の設定が完了したら、[印刷開始]ボタンをクリックして印刷します。
4. ラベルを貼る
採取容器にラベルを貼り、分析試料(容器)を管理します。
▼試料ラベルの例(1試料につき1枚発行)
▼容器ラベルの例(1試料に対して複数枚発行)
■試料番号001
分析項目:pH、COD、Cd
■試料番号002
分析項目:SS、全窒素、金属類、VOC類
同じ容器のラベルを複数枚(予備用)発行することも可能です。また、分析項目と採取容器の紐づけは自由に設定できるため、自社の運用に合わせたラベル発行が可能です。
ラベルの様式設定は、「分析管理関連ーサンプルラベルマスタ」のページをご確認ください。
また、分析項目の内容に応じて、発行するラベル(容器)設定は、「分析管理関連ースプリットマスタ」のページをご確認ください。
▼ラベルを貼った容器のイメージ図
株式会社ラボダストリーサポート
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